ジャンル・エリア : 岐阜 2008年07月09日

手すき和紙の短冊が下げられた手作りガラスの風鈴=美濃市のうだつの上がる町並みで
歴史ある町並みの軒先に、約120個の風鈴がつるされる夏のイベント「美濃町家回廊-涼の音の散策-」(美濃商工会議所主催)が、美濃市のうだつの上がる町並みで行われている。8月31日まで。
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風鈴は「美濃風琴」と名付けられ、静岡県西伊豆町の工房による手作りガラスに、手すきの美濃和紙の短冊が付けられている。
短冊には家主がしたためた短歌や絵で彩られており、ガラスも淡い色づきや形が一つ一つ違う風情。そよぐ風に揺られると、町並みには「チリンチリン」と音が響き渡る。
同商議所は「暑い時期に美濃にいらっしゃる方を、涼しげな音でもてなしたい」と話している。
(柴田久美子)