ジャンル・エリア : 岐阜 2008年07月25日

見る人を楽しませるマルメタピオカガエル=各務原市川島笹田町の世界淡水魚水族館アクア・トトぎふで
南米などに生息する珍しいカエルを集めた企画展「かえるのうたがきこえてくるよ」が、各務原市川島笹田町の世界淡水魚水族館アクア・トトぎふで開かれている。9月15日まで。
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展示されているのは、アマゾンや東南アジア、アフリカなどのユニークな海外のカエル12種と、県内に生息するすべてのカエル13種の計25種。中でも、平たい形で背中で卵を育てるヒラタコモリガエル(生息地・アマゾン流域)や、丸々と太り、丸い目を持つマルメタピオカガエル(アルゼンチン、パラグアイ)などが子どもたちの目を引いている。
ことしは国際自然保護連合と世界動物園水族館協会が、カエルを保護するために定めた国際カエル年。これに合わせて同館が特別に企画した。
世界的にカエルの生態を脅かしているカエルツボカビが2006年に日本でもペットガエルから見つかっており、同展でも「ペットの外国産カエルを逃がさないで」と呼び掛けている。
8月31日までは夏休み企画として「カエルフェスタ2008」も開催している。入館料は大人1400円、中高生1100円、小学生750円、幼児370円。 (小林謙介)