ジャンル・エリア : 近畿 2008年07月28日

高橋さんが制作した「MURASAKI」=大津市の石山寺で
「源氏物語千年紀in湖都大津」が開催されている大津市の石山寺の「源氏夢回廊」に、紫式部をイメージしたロボット「MURASAKI」が登場。観光客の注目を集めている。
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世界的に知られる大津市在住のロボットクリエーター高橋智隆さんが千年紀に合わせて制作した。十二単(ひとえ)を着て髪をなびかせる紫式部を、流線形のデザインで表現。日本の古典文化と最先端技術を融合した。高さは31センチ。
1日2回のデモンストレーションでは「いずれの御時にか、女御、更衣、あまたさぶらい給いけるなかに-」と源氏物語の冒頭を朗詠。手をかざし、扇を振りながら自己紹介する。
ロボットは12月14日までのイベント期間中、源氏夢回廊の密蔵院で展示。毎日午前11時と午後3時の2回、デモンストレーションをする。
石山観光協会は「和の伝統と洋の未来世界の融合を楽しんでほしい」とPRしている。
(小西数紀)