ジャンル・エリア : 三重 2008年07月29日

市に寄贈された木製遊具を備えた公園=尾鷲市向井で
尾鷲市向井の観光物産施設「夢古道おわせ」の近くに、尾鷲ヒノキの木製遊具を備えた公園が完成。整備した同市の林業関係者でつくる財団法人「みどりの協会」が28日、市に寄贈した。
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公園は隣接する同施設と熊野古道センターを訪れた観光客に憩いの場を提供するのが目的。目玉は船の形をした高さ4メートル、長さ10メートル、幅5メートルの尾鷲ヒノキ製の多目的遊具で、平均台や滑り台、丸太ステップなどを楽しめる。広さは約1200平方メートルで、休憩所やベンチも設けた。事業費は800万円。
この日の寄贈式には、同協会や市の関係者ら約25人が出席した。同協会の土井八郎兵衛理事長は「将来的には遊具の数を増やしたい。安全対策にも心掛けたので、子どもの遊び場になれば」とあいさつ。
奥田尚佳市長は「完成を楽しみにしていた。隣接する施設に相乗効果をもたらしてほしい」と期待を述べた。
(鈴木龍司)