ジャンル・エリア : 甲信越 2008年08月07日

美しい花を咲かせる大賀ハス=塩尻市洗馬下小曽部の興竜寺で
古代ハスとして知られる「大賀ハス」が、塩尻市洗馬下小曽部の興竜寺で見ごろになり、薄いピンクや白色の丸い花を咲かせている。
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大賀ハスは1951年、植物学者の大賀一郎東大教授が、千葉県の縄文遺跡発掘現場で見つけた3粒のハスの種子を開花させた“古代ロマンの花”。興竜寺では、洞派信隆住職(55)が5年ほど前に松本市の栽培者から譲り受け、参道わきの休耕田で栽培してきた。
今年は7月中旬から咲き始めた。花が開くのは早朝から午後2時ごろまで。洞派住職は「毎年見に来る人も多い。20日ごろまで楽しめると思います。自由に観賞してください」と話している。
(一ノ瀬千広)