ジャンル・エリア : 愛知 2008年08月14日

(上)「麺吉」(中)「侘助」(下)「愛地 八戒」の焼きうどん(いずれも試作品)=常滑市内で
23、24の両日、常滑市新開町の常滑競艇場をメーン会場に開かれる「常滑焼まつり」で、「常滑焼うどんグランプリ」が開かれる。市の商工観光担当者ら職員有志が、焼きそばで町おこしをしている静岡県富士宮市などの例にならい「焼きうどんで町おこしを」と仕掛けた。市内の3店が腕を競い、来場者の投票でグランプリ(賞金5万円)を決定する。
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参加店は「散歩道のうどん屋 麺吉(めんきち)」「甘味喫茶 侘助(わびすけ)」「愛地 八戒」の3店。いずれも観光スポット「やきもの散歩道」にある。
「麺吉」はうどんの中にワカメを練り込んだ緑っぽい麺を使い、具にはアカシャエビ、タコ、アサリを使った海鮮仕立て。
「侘助」は塩だれの焼うどんに別添えの魚醤(ぎょしょう)たれをからめて食べるスタイルで、具は知多牛。
「八戒」は同店の自慢料理のイノブタと地元の食材を使い、あっさり味のあんかけ焼うどんに仕立てた。
いずれも地元の食材にこだわっており「焼きうどんを出す店が散歩道に3店そろえば、立派な名物になる」と担当者は期待する。
まつりでは両日とも3種類のセット(600円)を300食用意、午前11時から競艇場3階で販売する。(問)常滑焼まつり協賛会=電0569(34)3200
(中山敬三)