ジャンル・エリア : 甲信越 2009年08月18日

降ひょうの被害を受けたリンゴ。表面に傷がついている=松本市今井で
「見た目は悪いですが、味は負けません!」-。松本市今井の道の駅「今井恵みの里」は、6月に同市今井、笹賀を襲った降ひょうで傷ついた果実のもぎ取り食べ放題などを20日から順次始める。
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6月の降ひょうでの被害額は市内だけでも約4億6000万円に上り、その大半が今井、笹賀の両地区だった。特に被害が甚大だったリンゴなどの果樹農家の支援に少しでも役立ってほしいと企画した。
今井恵みの里では、両地区の果樹農家の窓口としてもぎ取り食べ放題などの予約を受け付ける。もぎ取り食べ放題は、リンゴとナシが500円で、ブドウが1000円。持ち帰りが可能な詰め放題にすると、リンゴとナシが1000円から1500円で、ブドウが1500円から2000円となる(ただし5歳以下は無料)。
リンゴは、つがるを皮切りに、9月中旬ごろからはシナノスイート、10月下旬からは主力のふじ、というように時期によって品種も変わる。
また今井恵みの里では29、30の両日、施設内の多目的交流スペースをひょう害果実の即売会を開催し、販路の確保にも一役買うという。
受け付けは、今井恵みの里=電0263(31)3220=へ。
(唐沢裕亮)