ジャンル・エリア : 甲信越 2009年08月25日

新鮮な農産物の朝市を楽しむ観光客ら=松本市の美ケ原温泉ホテル翔峰で
JA松本ハイランドの女性部が地元で収穫した農産物や加工品を直売する「軽ットラ市」が24日、松本市の美ケ原温泉ホテル翔峰で始まった。ホテル駐車場に採れたての新鮮野菜などを積んだ軽トラック3台が並び、宿泊客らが青空の下で買い物を楽しんだ。同所での直売は28日までと9月1日の午前7時半から開かれる。
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キュウリやトマトなどの野菜や、リンゴやブドウなどの果物が並び、観光客らは漬物の作り方や保存の方法などを教わりながら品定めをした。手作りのからしみそやドレッシングなども人気で、「もうないの」と残念がる声も聞かれた。
女性部による直売は地元の農産物をアピールする目的で3年前に始まり、毎週土曜日にJA本所で開かれているが、観光客向けに行うのは初めて。女性の方が調理法やおいしい食べ方を知っており、野菜や果物の魅力を伝えられるという。
東京から来た太田さよ子さん(63)は「作った人の顔が見られるのは安心できるしうれしい。つい買い過ぎちゃった」と笑顔だった。
(安藤孝憲)