ジャンル・エリア : 愛知 2009年04月08日

山あいの畑で咲き始めたチューリップ=岡崎市の奥殿陣屋で
岡崎市奥殿町の山あいの観光施設「奥殿陣屋」で、色とりどりのチューリップやキンポウゲ科のアネモネの花が咲き始めた。施設内の食事処「金鳳(きんぽう)亭」では10日から、春限定のタケノコ料理の販売をスタート。視覚と味覚の両方で春の雰囲気を満喫できそうだ。
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チューリップは900平方メートルの畑に、オレンジ色のバレリーナや、紫色のパープルフラッグ、ピンクインプレッションなど14種、2万株が植えられ、今週末から1週間ほどが見ごろ。アネモネは隣接する1000平方メートルの畑で5万株の花がかれんな花を付け、5月末ごろまで楽しめるという。

10日から販売される「タケノコづくし膳」
料理は地元産のタケノコをふんだんに使った2種類のメニューを用意した。
大きめに切ったタケノコとシイタケ、鶏肉などと一緒に炊き込んだタケノコご飯と、吸い物、菜の花とつくしの白あえ、漬物のセットが1人前600円。タケノコご飯に、三色みその竹の子田楽、土佐煮、小鉢などを加えた「タケノコづくし膳(ぜん)」は1日限定10食で900円で販売する。
調理担当者は「今年は、あくの少ないやわらかいタケノコが採れています。素材の味を生かした料理を試して」とPRしている。タケノコ料理は6月11日まで。
(相坂穣)