ジャンル・エリア : 愛知 2008年09月10日

昨年秋の催しで、能楽堂の舞台で演奏するジャズバンド=岡崎市の岡崎公園で
「岡崎ジャズストリート2008」が11月1、2の両日、岡崎市中心部を舞台に開かれ、街がジャズに包まれる。実行委員会は、世界的ピアニストの小曽根真さんを2年連続で招聘(しょうへい)し、2日間で2万人以上の来場者を見込んでいる。
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催しは、康生通りや名鉄東岡崎駅周辺の寺院、能楽堂、ホテルなど17カ所の有料会場と、公園や商店街など4カ所の無料会場で繰り広げられる。
小曽根さんのほか、名古屋市出身のトロンボーン奏者向井滋春さんや若手女性トランペッターの市原ひかりさんら国内の第一線で活躍するミュージシャンら延べ300人が出演。モダン、ビッグバンド、スイング、コンテンポラリーなど多彩なジャンルの楽曲が演奏される。
実行委は、ジャズを通じた岡崎の街づくりを目指す愛好者や商工団体、地域の関係者ら市民ボランティアで構成。定期的に会議を開いて企画や運営方法などを話し合い、開催準備を進めている。
同前慎治実行委員長は「岡崎の文化、歴史、自然豊かな景観とともに“ジャズ歩き”を楽しんでいただければ」と呼び掛けている。
すべての有料会場に入場できるパスポートの前売り券は1日券が3500円、2日券が6000円。全国のプレイガイドなどで販売中。問い合わせは実行委事務局=電0564(53)6165=へ。
(相坂穣)