ジャンル・エリア : 三重 2008年09月18日

歴代のラッコの写真などが並ぶ企画展=鳥羽市の鳥羽水族館で
鳥羽市の鳥羽水族館で、入館25周年を今秋に迎える人気者のラッコを紹介した企画展が開かれている。
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同館にラッコが仲間入りしたのは、1983年10月。19年間暮らし日本一の長寿ラッコとなったエミ、入館翌年に日本での初めての赤ちゃんを出産したブックなど4頭が最初で、レコードまで発売されるなどラッコブームの礎を築いた。
2004年には20年ぶりに赤ちゃんが誕生し、第2次ブームを迎えるなど、ジュゴンとともに、同館の2大人気者だ。現在は04年に生まれたメイなど4頭が飼育されている。
企画展では、同館に歴代在籍したラッコの写真をはじめ、ラッコブームで発売されたグッズ、ポスターなどを展示。念入りな毛づくろいが有名で美しい銀色に輝く毛が自慢のエミらの愛くるしい姿などが再現されている。
ラッコブームで、一時は全国で122頭いたラッコも今は53頭にまで減少。会場には当初から飼育に携わった古田正美館長ら飼育担当者の思いなども紹介されている。11月9日まで。