ジャンル・エリア : 岐阜 2008年09月26日

古布の素材を生かして作り直した洋服などが並ぶ作品展=各務原市各務車洞のおぐり工房で
関市武芸川町の平下由美子さん(56)による「古布のリメイク展」が、各務原市各務車洞のおぐり工房で開かれている。10月4日まで。入場無料。
- 【この記事に関連する旅】
- 「岐阜」の旅だより
つむぎ、りんずといった絹織物や、かすりなど綿織物の和服を作り直したブラウス、チャイナドレスなど洋服約60点を並べた。和服を裂いて織ったバックやスカーフも40点ほど飾った。
もとは20-80年ほど前の着物だが、柔らかい手触りは古さを感じさせない。いずれも素材を生かしたデザインで、来場者は手に取って楽しんでいた。
平下さんは元縫製業。伝統的な古布の魅力に気づき、2006年8月、美濃加茂市に工房「リメイク ナノ」を開き、創作活動をしている。
28、30両日は定休。問い合わせは、おぐり工房=電058(384)5054=へ。
(松山義明)