ジャンル・エリア : 福井 2010年01月13日

乾パンなどの非常食などに見入る来庁者=県庁で
「防災とボランティア週間」(15~21日)に合わせた「パネル・資機材展」が12日、県庁1階県民ホールで始まった。2004年の福井豪雨でのボランティア活動の写真パネルや災害復旧用機材などが展示されている。15日まで。
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福井豪雨のほか、1997年のロシア船籍タンカー「ナホトカ」による重油流出事故の被害状況やボランティア活動の様子を写した写真パネル、乾パンや粉ミルクなどの非常食、災害時の対処法を記したパンフレットなど100点以上を展示。
住民たちが救護活動できるよう各自治会などが配備している「コミュニティー防災資機材」も置かれ、河川の水をくみ上げ消火に使う小型ポンプや、倒壊建物から救出するためのチェーンソー、ジャッキ、発電機などが並ぶ。
県危機対策・防災課などが開催した。担当者は「災害は身近に起こるものと考え、防災意識を高めてほしい」と訴えていた。
(藤井雄次)