ジャンル・エリア : 福井 2010年02月02日

ダイノシアターをリニューアルしたイメージ写真
勝山市の県立恐竜博物館の1階展示室にある対面スクリーン「ダイノシアター」が13日、高画質の映像にリニューアルする。
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同シアターは縦3メートル、横4メートルのスクリーンを5メートルの間隔で対面させて設置。3種類の恐竜と1種類の翼竜が、ジュラ紀の中国・四川省で生活する動画をうなり声などの効果音とともに流す。
これまでは50インチの画面を16面使い、ブラウン管などで流してきたが、映像が一部色あせた状態になっていた。今回、約6250万円を投じ、ハイビジョンプレーヤーなどを使い、高画質が保たれるスクリーンにする。画面の大きさは同じだが、67インチの画面を9面並べるため、以前よりも接ぎ目が減って見やすさが増す。
ダイノシアターの先には、実物大の恐竜や森を復元模型やロボットで表現した、動画と同じ世界が広がる。野田芳和主任研究員は「鮮明な映像を見て、恐竜の世界に入り込んでほしい」と話している。
(中西卓郎)