ジャンル・エリア : 岐阜 2010年02月19日

新作「孝子ケ池」の一場面=下呂温泉合掌村で
下呂市の下呂温泉合掌村「しらさぎ座」で19日、影絵劇の春公演が始まる。「劇団かかし座」が「しらさぎ伝説」と新作の「孝子ケ池」を演じる。18日には、関係者ら100人余を招いて内覧会があった。
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下呂温泉や地域に伝わる伝説を影絵にした作品。「孝子ケ池」は、寝たきりの母の願いをかなえようと、若者が琵琶湖の湖水を求めて旅に出る。苦労の末、水をくんで下呂に戻るが母の死を知らされ、落胆して湖水を入れたひょうたんを落とす。こぼれた水が美しい池に-という人情話。
内覧会で、野村誠市長は「観光立市を目指しており、(影絵を見た)皆さんにPRもお願いしたい」と呼び掛けた。
公演は6月13日まで。午前10時30分と午後2時の1日2回。観覧料は3歳以上300円(合掌村入場料は別)。問い合わせは、合掌村=電0576(25)2239。
(林康雄)