ジャンル・エリア : 三重 2010年03月03日

お母さんに寄り添うゴマフアザラシの赤ちゃん=鳥羽市の鳥羽水族館で
鳥羽市の鳥羽水族館で1日夜、ゴマフアザラシに赤ちゃんが生まれた。同館ではほかに2頭のゴマフアザラシも妊娠中で、春の訪れとともに出産ラッシュを迎えそうだ。
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今回生まれたのは、昨年1月に広島県の宮島水族館から“引っ越し”してきた「ナナ」(推定13歳)の子。性別はまだ不明だが、体長84センチ、体重12.4キロと、これまで館内で生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんでも特に大きく、しっかりしている。
赤ちゃんの時期だけに見られる、フワフワした毛に包まれていて、クリクリとした大きな目が愛らしい。担当者は「赤ちゃんは声も上げ元気な様子。ナナはおとなしい性格だが、警戒心が強いため静かに子育てを見守りたい」と話している。
数週間後には白いふわふわの毛が抜け、親と同じ灰色の体に黒と白のゴマフ模様になる。公開は未定。
(遠藤健司)