ジャンル・エリア : 愛知 2010年03月10日

清洲城下のにぎわいを再現するバーチャルウオーク。壁の画像が人感センサーで動く仕組み=清須市の清洲城で
清須市の清洲城が20日、展示内容を一新し改装オープンする。名古屋へ遷都した清須越から400年となるのに合わせ、市が2月から改装工事に取り掛かり、ほぼ完成した。
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城1階は、東海地方最大の弥生時代の集落遺跡「朝日遺跡」に始まり、現代までの清須の歴史を大型ボードや遺物で紹介する。
2階は、音と映像で再現する城下バーチャルウオークや、人形を使った武士の暮らし再現コーナー、立体模型による城下町の紹介コーナーなどがある。
3階は、織田信長ら清須ゆかりの戦国武将の紹介や、衣装、解説パネルなどをそろえたNHK大河ドラマコーナーなど。4階の天主閣には金のシャチホコや瓦のレプリカを展示している。

戦国時代の清須ニュースをスポーツ新聞スタイルで伝える「戦国中スポ」の高札場=清須市の清洲城で
城横の芸術文化会館は、甲冑(かっちゅう)を試着体験できるコーナーや、清洲城でのみ視聴できるアニメ「忍たま乱太郎」の清須特別編の上映などがある。
入城料は改装前と同じ大人300円、小中学生150円。(問)清洲城=電052(409)7330 (小蔵裕)