ジャンル・エリア : 甲信越 2010年03月17日

天竜ライン下りを楽しむ泰阜中の3年生とALT=飯田市で
飯田市の天龍峡温泉港と泰阜村の唐笠港間の天竜川を下る「天竜ライン下り」の川開きが16日、同市の天龍峡温泉港であった。定期便本数が1日3便から8便の夏ダイヤへと移行した。
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川開きにあたって安全祈願祭で神職が祝詞を奏上。「お清め船」に乗り込んでシーズン中の安全運航を祈願した。前日から雨が降り続き、天竜川の水位は平常時より2メートルほど高く、流れも速くなっていたが無事出航し、幸先の良い船出を切った。
今年も卒業を控えた泰阜村の泰阜中学校の3年生27人を招待し、名勝地の景観や船頭の投網実演などを楽しんでもらった。同校3年の伊藤彩音さん(15)は「初めて乗船。いろいろな岩や自然があっておもしろく、いい思い出になった」と卒業前のひとときを過ごした。
(木下直哉)