ジャンル・エリア : 甲信越 2010年03月26日

今シーズンの運行計画を説明する高沢部長(中)ら=諏訪市役所で
諏訪湖で水陸両用バスを運行する日本水陸観光(大阪市)は25日、2年目となる今シーズンの運行を4月2日から始めると発表した。観光しやすいようルートも変更する。今月13日からの開始予定だったが、運行委託先との契約がまとまらず延期されていた。
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同社諏訪営業所の高沢正義部長らが諏訪市役所で会見した。今シーズンは出発場所をおぎのや諏訪店に移し、JR上諏訪駅西口でも乗車可に。御柱体験ひろばでの下車しての見学はできなくなる。1周70分でクルーズはうち25分。諏訪湖パスポートで特典も受けられる。1日6便(オフシーズンは5便)でダイヤや料金は初年と変わらない。
初年の運行委託先は山谷観光バス(同市)だったが、条件が折り合わず今月、契約を解消。日本水陸観光が委託先を探し、運行開始時にも名乗りを上げていた柿木観光バス(同市)が継いだ。
水陸両用バスの初年の利用客は1万4333人で、目標の3万人には届かなかった。高沢部長は「不況や新型インフルエンザなどの中で善戦した」と振り返り「今シーズンは3万人に届かせたい」と力を込めた。
ダイヤの確認や予約は日本水陸観光諏訪営業所=電0266(75)2650=へ。 (白名正和)