ジャンル・エリア : 甲信越 2010年04月13日

商品陳列を一新したハーブセンター管理販売施設=池田町会染で
池田町が本年度、指定管理者制度を導入した観光施設「町ハーブセンター」(同町会染)が、リニューアルオープンした。管理運営する「てる坊市場」(大出美晴社長)は、既存のハーブ鑑賞園の充実などを図り、利益につなげたいと意気込んでいる。
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センターは「花とハーブの里づくり」の拠点施設として1992年オープン。ハーブ商品や地元農産物を販売する管理販売施設、展示育苗施設、鑑賞園などを備え、町振興公社が運営していたが、赤字経営が続いていた。
管理販売施設は、松本大松商短期大学部の学生たちのアイデアで商品の陳列を一新。農産物販売スペースも拡大した。今後は、鑑賞園についても、ハーブや花の摘み取り体験が楽しめるような工夫をしていく。
大出社長は「ウサギやヤギなどの動物に触れられる場所の構想もある。地元に親しまれ、売り上げが伸びる施設を目指したい」と話している。 (中沢稔之)