ジャンル・エリア : 岐阜 2008年10月06日

県とモロッコの友好のシンボルとして建設した庭園「モロッコロイヤルローズガーデン」のオープン記念式典=花フェスタ記念公園で
可児市瀬田の花フェスタ記念公園で5日、県とモロッコの友好のシンボルとして建設した庭園「モロッコロイヤルローズガーデン」がオープンし、記念式典で祝った。
- 【この記事に関連する旅】
- 「岐阜」の旅だより
庭園は幅20メートル、奥行き30メートルのほぼ長方形。出入り口は半円形アーチを特徴とするゲート、中央に水路を通し、王朝の雰囲気を演出した。アーチ部分などは、モロッコ式を踏まえた美濃陶磁器タイルを張って青く彩った。中の花壇にはモロッコから贈られた約200株のバラを植えた。
式典には古田肇知事、アブデルカデル・ルシェヘブ駐日モロッコ大使、交流の契機をつくった民間団体ら約70人が出席。
あいさつで両国友好を強調したルシェヘブ大使は「モロッコにも岐阜スタイルの日本庭園を建設したい」と話した。古田知事も「今日を出発点に砂漠を含めた緑化への協力など多方面で交流を深めたい」と応じた。
(小川邦夫)