ジャンル・エリア : 静岡 2010年08月05日

夏の夜をほのかな明かりが幻想的に彩る「森ほたる」=4日午後8時20分、森町で(袴田貴資撮影)
古い町並みが残り、「遠州の小京都」といわれる森町で、民家や商店の軒先に手作りのあんどんを並べる「森ほたる」が始まった。猛暑が続く中、涼を求めて訪れる甚平や浴衣姿の人が目立った。
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竹ひごで編んだかごを吉川和紙でくるんだあんどんが、日暮れから午後9時ごろまで幻想的に町並みを照らす。あんどんは現在約300個。15日まで披露され、町内各所で音楽演奏やイベントが予定されている。
家族で夕涼みの散策に訪れた森町の会社員榊原希美さん(37)は「鮮やかな彩りが町を明るくします。あんどんをともす人の願いが込められているよう」と見入っていた。