ジャンル・エリア : 富山 2010年09月24日

鳥田さんの花器作品「海老」など逸品が並ぶ会場=高岡市美術館で
高岡銅器や高岡漆器を手掛ける技術者の集まり「高岡巧美(たくみ)会」の展示会が23日、高岡市美術館で始まった。
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高岡巧美会は同市認定の「伝統工芸産業技術保持者」の集まり。展示会では、会員21人が花瓶やつぼ、飾り皿など104点を展示、販売している。
「現代の名工」で同会長の鳥田宗吾さんの「海老」は、高さ約30センチ幅約45センチの花器。黒の鋳物に泳ぐエビが浮かび上がっている。エビは8種類の金属を配合して表現してあり、光の加減で色合いが違って見える。
26日まで。鑑賞無料。 (中村真暁)