ジャンル・エリア : 愛知 2010年12月17日

愛・地球博で展示された大刺しゅうのタペストリーを見る人たち=名古屋市東区のウィルあいちで
2005年の愛・地球博(愛知万博)で紹介されたバングラデシュの大刺しゅう「ノクシカタ」の展示が16日、名古屋市東区の県女性総合センター「ウィルあいち」で始まった。26日まで。無料。
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大刺しゅうは、ヒンズー教の神話を描いた縦2.5メートル、横4メートル。貧困層の女性がノクシカタを収入源としている現状を知ってもらうために万博で展示された。
展示を企画した市民団体「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の代表土井幸子さん(62)は「圧倒的な存在感のあるノクシカタを再び見て、バングラデシュの女性たちに思いをはせてもらいたい」と話している。
18日午後2時からは、同国の女性を支援してきた非政府組織(NGO)スタッフの報告会がウィルあいちである。会費は事前申し込みで500円(当日は800円)。(問)同会=電052(962)5557