ジャンル・エリア : 甲信越 2008年10月30日

紅葉が鮮やかな山肌を尻目に冬の装いを見せ始める仙丈ケ岳=伊那市長谷の南アルプス林道で
南アルプスでは山肌を秋の色彩に染める紅葉が里へと下り、3000メートル級の山々は頂にほんのりと雪化粧を始めている。
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北沢峠(2032メートル)までバスを運行する伊那市南アルプス林道管理室によると、現在、紅葉のピークは標高1000メートルあたり。多い日には約800人の中高年ハイカーや団体客がバスを利用するという。
林道バスからの紅葉は11月初めまで。ドライバーは「葉から甘いにおいが漂う場所も。西日が当たる午後がいいが、影ができない雨の日もお勧め」と教えてくれた。林道バスは11月9日で、今季の営業を終える予定だ。
(荒井隆宏)