ジャンル・エリア : 甲信越 2010年04月20日

七分咲きのハナモモやシバザクラなどを楽しむ観光客ら=駒ケ根市中沢で
駒ケ根市中沢の「花桃の里」で、ハナモモが見ごろを迎えている。近くを流れる百々目木(どどめき)川のせせらぎの音とともに、観光客らを楽しませている。
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近くで飲食店を営む宮下秀春さん(76)が19年前から植栽を始めて、これまでに約800本を整備した。川の土手にはシバザクラやレンギョウもあり、赤や白、黄色、桃色など、山奥の渓谷に幻想的な世界を作り出している。
近くに住む女性(63)は「まるで桃源郷ですね。毎年来ていますがとてもすばらしいですね」と話していた。
宮下さんによると、現在は七分咲きで、23日ごろに満開になる見込み。ここ数日の冷え込みの影響もあり、4月いっぱいは楽しめるという。 (山口登史)