ジャンル・エリア : 富山 2011年01月20日

越中・飛騨観光圏内での連泊を呼びかけるパンフレット=高岡市役所で
きょうからキャンペーン
県西部6市と岐阜県飛騨地方の3市村でつくる越中・飛騨観光圏協議会は、同観光圏内の宿泊施設で2泊以上する観光客に、各施設の料理や飲み物などのサービスを充実するキャンペーンに取り組む。期間は今月20日から3月22日まで。観光の出足が鈍る冬場の誘客を図るのが狙いだ。(佐久間博康)
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協議会事務局の高岡市商業観光課によると、キャンペーンには75の宿泊施設が協賛して参加。このいずれかを計2泊以上利用すると、1・2泊目の各施設で、料理や飲み物の提供のほか、記念品進呈などの特典が受けられる。同一施設の連泊でも、協賛する別々の施設に泊まっても良い。
高岡市や氷見市、南砺市では、記念品や料理一品、飲み物一杯の特典を予定している旅館がある。岐阜県高山市には飛騨牛のにぎりずしのサービスを用意している施設も。
さらに、2泊分のスタンプを集めて応募すると、射水市新湊産のベニズワイガニや、飛騨牛など圏内各地の特産品が抽選で当たる。
協議会は、東京都内にある県のアンテナショップ「いきいき富山館」にパンフレットを配るなどしてキャンペーンをPRする。
同課の担当者は「冬は観光客が少ない時期だが、キャンペーンを機に長く滞在してもらえれば」と圏内での連泊を呼び掛けている。問い合わせは、同課=電0766(20)1301=へ。