ジャンル・エリア : 静岡 2011年01月24日

テープカットをして相良バイパスの開通を祝った川勝知事(手前右から2人目)ら=牧之原市西萩間で
東名高速道路相良牧之原インターチェンジ(IC)と国道473号西萩間ICを結ぶ「相良バイパス」の開通式が23日、牧之原市内であった。開通により、これまで約35分かかった相良牧之原IC-御前崎港間は20分に短縮。御前崎方面から静岡空港までのアクセスも便利になった。 (伊藤一樹)
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開通したのは、新東名の金谷IC(仮称)から国道150号地頭方ICまでを結ぶ「金谷御前崎連絡道路」(延長約30キロ)の一部約4キロ。片側一車線だが、陸・海・空の交通ネットワークが形成され、御前崎港の利活用促進や大規模地震に備えた緊急輸送路の機能向上が期待される。1993年着工。総工費約91億円。
開通式は川勝平太知事やスズキの鈴木修会長兼社長らが出席し、牧之原市相良総合センターで開かれた。

川勝知事は御前崎港-東名-静岡空港が結ばれた同地域を重点地区と強調し「この4キロは地球1周の4万キロに匹敵するほどで、飛躍するための道路」とあいさつ。
西原茂樹市長は「次の世代が頑張れるような、夢や希望を描ける地域となる」と期待を寄せた。
出席者はこの後、西萩間ICへ移動し、テープカットで開通を祝った。鈴木会長兼社長は「道路を造って終わりではいけない。今後は利用度を高めるために運動が必要だ」と述べた。