ジャンル・エリア : 岐阜 2009年11月02日

午前は薄日も差したゲレンデで雪の感触を楽しむスノーボーダーら=郡上市高鷲町の鷲ケ岳スキー場で
早期開業で知られる奧美濃のスキー場の半数がある郡上市高鷲町で1日、鷲ケ岳スキー場とホワイトピアたかすが一部オープンした。営業中のウイングヒルズ白鳥リゾート(白鳥町)と合わせて3カ所がシーズン入りし、計約2000人が来場した。
- 【この記事に関連する旅】
- 「岐阜」の旅だより
鷲ケ岳は人工造雪機で毎日約950トンを製氷。国内最大級の全長約1500メートルの造雪ゲレンデを整備した。
4人乗りリフトが動きだすと、スキーヤーやスノーボーダーらがゲレンデに繰り出し、初滑りを楽しんだ。
昨季から地元資本で経営するホワイトピアでも、深まりゆく秋の中、全長約1000メートルのゲレンデに約500人がシュプールを描いた。
谷口美徳専務(51)は「天気予報が悪かったが来ていただけた。氷を砕いた雪としては最高の質と評判も良い」と喜んでいた。今月は岩手県や富山県、長野県などから中高生を中心とした強化合宿の予約が増えているという。
(島崎賢一)