ジャンル・エリア : 甲信越 2011年02月01日

地域からの出土品を見学する児童=伊那市荒井の創造館で
上伊那地域の遺跡出土品のうち、人の顔を表現した土器などを紹介した企画展「顔のついた土器・土偶-縄文の祈りとその表情」が、伊那市荒井の市創造館で開かれている。3月27日まで。入場無料。
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地域で独自の展開を見せた縄文文化の魅力を知ってもらおうと、市と同館が主催。上伊那地域約40カ所の遺跡から出土した土器や土偶約120点を展示した。
いずれも人の顔などの装飾が施されたもので、当時の信仰との関わりや時代ごとの特徴をパネルで解説している。
縄文時代について授業で学んでいる手良小学校の4年生25人が来館。児童は「不思議な形で面白い」「昔の土器なのにすごくきれい」と話し、地域の古代文化を学習していた。
(小佐野慧太)