ジャンル・エリア : 静岡 2008年11月04日

現代アートの8人が出展した作品展=静岡市駿河区の県立美術館で
現代アートで活躍する8人が「風景」をテーマに創作した作品を集めた「風景ルルル わたしのソトガワとのかかわり方」(県立美術館主催、中日新聞東海本社共催)が3日、静岡市駿河区谷田の同美術館で始まった。
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古典的な美術作品に比べて認知されにくい現代芸術の魅力を肌で感じてもらおうという趣向。8人は20-30代が中心で、テーマは同一ながら、絵画、写真、造形、映像など作家の個性を切り取ったような独創的な作品であふれている。
照屋勇賢さんの「DessertProject」はガラスの器に青いゼリーやスポンジケーキをパフェのように盛り付け、ガラス張りの冷蔵庫内に据えた。
内海聖史さんの「十方視野」は、オレンジや青、緑など淡い色調の油彩で、丸点を置き連ねた大小のキャンバス81枚を壁面に並べた。
県立美術館は「個々の作家の感性をストレートに感じてくれたら」と話している。12月21日まで。一般800円、高校生・大学生・70歳以上、400円。中学生以下無料。