ジャンル・エリア : 甲信越 2011年04月04日

開花を間近に控えた桜並木の遊歩道を歩く来場者たち=喬木村で
喬木村伊久間の住民たちが里山の高台に遊歩道や広場、あずまやなどを整備して造った「桜の丘公園」が3日、開園した。
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里山を管理する伊久間山管理組合が「地元住民の憩いの場に」と計画。区の全面的な協力で検討委員会を中心に、県の元気づくり支援金や村の地域創造支援金などを活用して事業を進めた。
約30年前に植えられた桜80本を桜並木として楽しめるように遊歩道を整備。約8000平方メートルの広場を造成した上、新たに桜20本とアジサイ400株、サツキ、ツツジ、ハナミズキ、サルスベリなどの花木を植えた。
開園式では、家族連れを中心にした来園者に豚汁が振る舞われたほか、菓子のつかみ取りなどの催しが繰り広げられた。同組合の吉川正隆さんは「抜群の眺望と四季折々の豊かな自然が楽しめる公園として、地元の新しい名所になれば」と期待を込めた。
(長谷部正)