ジャンル・エリア : 甲信越 2011年04月06日

小さな白い苞を開き始めたミズバショウ=塩尻市郊外のみどり湖で
塩尻市郊外のみどり湖畔で、ミズバショウが白い苞(ほう)を開き始めた。3月下旬からの冷え込みで足踏みしていたが、ようやく本格的な春の訪れを告げる。
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市内の愛好家が1986(昭和61)年に植え、増やしてきた。現在は地元の「水芭蕉(みずばしょう)を守る会」が管理し、広さ1000平方メートルに3500株が育つ。
守る会会長で常光寺住職の上条仙昌さん(71)によると、生育は例年より4、5日遅れ。「気象予報ではこれから暖かい日が続くというので、期待したい。今月中は楽しめる」という。
市観光協会は10日、「みどり湖開き」と併せ、恒例の「ミズバショウ祭り」を開く。守る会が甘酒で無料接待するほか、観光協会はぶどうジュースを振る舞う。贄川地区農家組合の漬物などの販売コーナーもある。
(福沢幸光)