ジャンル・エリア : 石川 2011年04月18日

ホームの天井におかえり祭りの看板を取り付ける美川商工会青年部員=JR美川駅で
白山市美川地域で5月21、22日に開かれるおかえり祭り(県無形民俗文化財)をPRしようと、美川商工会青年部員が17日、JR美川駅ホームに看板とちょうちんを飾り付けた。(今井智文)
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部員13人が参加。「天下の奇祭 おかえり祭り」と書かれた幅約3メートルの看板と紅白のちょうちんを、ホームの屋根からつり下げた。列車が駅に止まると、車内の乗客が大きな看板に気づき、窓越しに見上げていた。
竹内孝徳青年部長は「多くの人に来ていただき、美川から地域を盛り上げ日本を元気にしたい。東日本大震災で被災した地域の復興を願い、暗い気持ちを吹き飛ばせる祭りにしたい」と意気込みを語った。
祭りは藤塚神社(美川南町)の春季例大祭。各町内が13台の台車(だいぐるま)を繰り出し、青年団員によるみこしや勇壮なラッパとともに、町内を練り歩く。今年は美川和波町が、2日目に行列が神社に戻るコースの「おかえり筋」になる。