ジャンル・エリア : 富山 2011年04月19日

新しいリラックス車両の「新R型車」=黒部市宇奈月温泉で
黒部峡谷鉄道は18日、トロッコ電車が全線運行する5月1日から使用するリラックス客車の新型車両を発表した。車いす対応の車両を初めて導入する。
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1966(昭和41)年から運行しているリラックス客車A型車両(4人掛け)が老朽化したため、新型車両「新R型車」に更新。2015年までにA型車両を順次新型車両に更新する。
88年に導入したR型車(3人掛け)を基本に、1編成6両のうち1両の乗降口の幅を80センチにして車いすでの乗降を可能にし、固定スペースを設置してバリアフリー化を図った。
車両間を行き来できる貫通路も設けた。デザインは、R型車両の太いラインが紅葉を表すオレンジ色なのに対し、新R型車は新緑の緑と細いオレンジ色のラインとした。
(高橋恒夫)