ジャンル・エリア : 三重 2009年11月05日

優雅に「萬代舞」を披露する舞女=いずれも伊勢市の伊勢神宮内宮で
伊勢市の伊勢神宮内宮であった宇治橋渡始式(わたりはじめしき)から一夜明けた4日、内宮で宇治橋の完成を祝う神宮舞楽が披露され、祝賀ムードを盛り上げた。 (渡辺大地)
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内宮神苑(しんえん)に特設した舞台で、神宮楽師が4演目を披露。1953(昭和28)年の式年遷宮を祝って作った「萬代舞(よろづよまい)」では、山桜の花を挿した冠を着けた十二単(ひとえ)姿の舞女4人が登場。笛などの音に合わせて、右手に持った扇を仰ぎ、華麗に舞った。
3日夜には、雅楽演奏家の東儀秀樹さんらによるコンサートもあり、優雅な調べに参拝者が酔いしれた。
主な奉祝行事は内宮周辺で30日まで続き、祝賀ムードに包まれる。