ジャンル・エリア : 石川 2011年06月28日

世界の子どもたちが描いた東北激励の絵を見せる近藤さん(右)ら=中日新聞北陸本社で
思い思いにメッセージ 宮城、21美で展示へ
国際子ども芸術財団(ICAF)が17~19日に米国ワシントンで開いた「国際子どもアートフェスティバル」に、日本の子どもらを引率した同財団日本支部の近藤のぞ美代表(金沢市)らが27日、金沢市駅西本町の中日新聞北陸本社を訪れ、会場で行った活動「東北の子どもたちに激励の絵を描こう」の作品を紹介した。
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活動は近藤代表らが東日本大震災の被災地支援のため企画。本部が用意した幅30センチの長い紙に、米国やアジア、欧州など各国からの約100人が思い思いに描いた。「たくさんの愛をアメリカから」「皆さんは独りじゃない」などのメッセージも英語などで書いてある。
フェスティバル参加者もいた宮城県で披露するほか、来年3月に金沢21世紀美術館で開く「金沢展」(北陸中日新聞後援)でも展示する。近藤さんは「イスラエルのカメラマンの助けでステージで呼び掛けることもできて、大勢が参加しました」と話した。 (室石和夫)