ジャンル・エリア : 三重 2011年07月04日

浜辺で綱引きを楽しむ子どもたち=尾鷲市三木里町の三木里海水浴場で
海水浴シーズンを迎え、豊かな自然が残る東紀州で3日、海水浴場の海開きが相次いだ。早速、水遊びを楽しむ子どもたちのはしゃぎ声が響いた。
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尾鷲市三木里(みきさと)町の三木里海水浴場(中日新聞社後援)で開かれた安全祈願祭には、岩田昭人市長ら関係者80人が出席した。
三木里観光協会の浜口久義会長が「今年はシーカヤックに力を入れて海水浴場の魅力を高めたい」とあいさつ。神事が営まれ、参加者が玉ぐしを奉納し期間中の安全を祈った。
熊野鬼城太鼓やよさこい踊りが披露され、恒例の綱引き大会ともちまきで締めくくった。31日には浜辺で多彩なゲームを楽しむ「海遊(かいゆう)祭」が開かれる。
熊野市新鹿(あたしか)町の新鹿海水浴場(中日新聞社後援)では、シーズン中の無事故を願う砂浜での安全祈願祭に続き、新鹿観光協会の長野育郎会長が「海や民宿がいっぱいになるよう、集客に努めたい」とあいさつ。地元婦人会や小中学生による踊りや、もちまきなどのイベントもあり、多くの人でにぎわった。

海に入り、歓声を上げる子どもたち=熊野市の新鹿海水浴場で
周囲を山に囲まれた同海水浴場は、白くきめの細かい砂浜と、透き通った遠浅の海が魅力。環境省の快水浴場百選に選ばれている。
(福田大展、鈴村隆一)