ジャンル・エリア : 富山 2011年07月13日

アザラシのプールにすだれを設置する飼育研究係員=魚津水族館で
魚津水族館
魚津水族館(魚津市三ケ)は12日、暑さが厳しくなる真夏に向けて、ゴマフアザラシ2頭とフンボルトペンギン23羽の飼育プールに、暑さしのぎの日よけを設置した。
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飼育研究係員がアザラシを飼育するプールにすだれ4枚を取り付けフンボルトペンギンのプールの上に黒色の遮光ネットを張った。
ゴマフアザラシはベーリング海やオホーツク海、フンボルトペンギンはチリやペルーなどの海水温や気温が低い所に生息しており、日本の夏のような高温は苦手。
日よけは直射日光でプールの水温が上昇しないようにするために毎年、この時期に設置している。
それでも、海水温は20度を超えるため、4日から水温13度前後の井戸水に切り替えて、水温の上昇を抑える対策をしている。暑さが落ち着く10月初旬ごろに、日よけを撤去して、プールの水を海水に戻す。 (武田寛史)