ジャンル・エリア : 福井 2011年07月28日

新しく仲間入りした3羽のジェンツーペンギン(手前)=坂井市の越前松島水族館で
南極周辺の島に住むペンギンを展示する新たな「ぺんぎん館」のオープンを控えた坂井市三国町の越前松島水族館に27日、リボンの形をした頭部の白い模様が特徴のジェンツーペンギン3羽が仲間入りした。北陸での展示は初めて。
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3羽は飼育されていた名古屋市の名古屋港水族館を同日午前9時ごろ出発し、午後1時すぎに到着。好奇心旺盛で、真新しい展示室へ引っ越しを済ませると、翼を広げながら動き回っていた。既に“入居”しているオウサマペンギンや、イワトビペンギンと顔を合わせると、あいさつするように同じポーズを決めていた。
ぺんぎん館は29日にオープンし、ジェンツーペンギンなど3種類、計13羽を展示する。館内に設けたアクリルガラスのトンネル水槽では、空を飛ぶように水中を泳ぐペンギンたちの姿が楽しめる。同日午前9時からオープニングセレモニーがある。 (清兼千鶴)