ジャンル・エリア : 愛知 2011年08月31日

写真を撮りながら被災地を巡った福地孝宏さん=名古屋市東区の市民ギャラリー矢田で
萩山中学(名古屋市瑞穂区)の理科教諭福地孝宏さん(49)=昭和区=が夏休みを利用して東北各地を巡り、被災地などを撮影した写真展が30日、東区の市民ギャラリー矢田で始まった。9月4日まで。
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写真展は「がんばれ日本!東日本大震災から5カ月後の東北を巡る旅」と題した。7月28日から8月20日の24日間で、車で新潟、山形、宮城、岩手、福島、秋田、青森、茨城県の4330キロを走った。
宮城県の石巻市や南三陸町、気仙沼市から岩手県大船渡市など海岸線を回った。同県釜石市で津波でタンカーが岸壁に乗り上げている場面など、89点を展示した。
福地さんは写真と絵画が趣味で、これまでも一度写真展を開いたことがある。名古屋で福地さんが代表を務める絵画教室で集めた義援金を仙台の団体に寄付をしている。
福地さんは「被災地では、現地の物を食べたり、観光したり、お金を使うことが自分なりの復興支援だと思った」と話した。
(神保美希)