ジャンル・エリア : 甲信越 2011年09月21日

ロケ現場の写真パネルを飾り付けるFC関係者=塩尻市の市民交流センターで
県内がロケ地となった映画やテレビドラマなどの舞台裏を撮影した写真展が22日、塩尻市の市民交流センターえんぱーくで始まる。ロケ誘致などをする「信州フィルムコミッション(FC)ネットワーク」が初めて企画。来春にかけ、県内を巡回する。
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同ネットワークは、各地のFCと自治体など10団体で構成。写真展はこれまでの誘致実績を示し、活動への理解を深める狙いだ。
NHK連続テレビ小説「おひさま」ロケに協力した塩尻・木曽FCの巣山洋子代表(50)によると、CMや旅番組を含め年間300本余を受け入れる県内FCもある。巣山さんは「ロケ適地を組み合わせたり、エキストラを融通し合ったりし、信州全体で誘致を図りたい」と連携を強調する。
20日は会場でパネル写真の飾り付けがあり、情報交換するFC関係者の姿も見られた。展示するパネルは30点余。映画「岳」(松本市)や「隠し砦(とりで)の三悪人」(上田市)、大河ドラマ「風林火山」(長野市)など、ロケに立ち会った関係者の写真が並ぶ。
塩尻市の展示は30日まで。その後、大町市、諏訪市、松本市、上田市、長野市、小諸市などの順に巡回する。 (福沢幸光)