ジャンル・エリア : 愛知 2011年09月28日

ユーモアを交えて乗客に鵜飼いを説明するサムタイムズ=犬山市の木曽川で
吉本興業のまちおこし事業の一環として、犬山市に住んで観光PRに取り組む若手お笑いコンビ「サムタイムズ」が27日、「木曽川うかい」の観覧船の船頭としてデビューした。
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小型船舶操縦免許の試験に合格した2人はこの日、地元の客10人を迎え、乗船前からお笑いサービス全開。乗船案内の際、増田繁紀さん(23)は「いらっしゃいませ、急いでっ」とぼけ、井上彩輝さん(23)が「ゆっくりでいいよ」とつっこんだ。船上でも井上さんが真面目に鵜飼いの説明をする一方、増田さんは「皆さん、犬山城に手を振りましょう」と促して乗船客が「おーい」と声をそろえると「うるせーな」。笑いを取っていた。
乗船客には「まだ頭の中に犬山の知識を入れる段階のようだけど、話は面白かった」と好評だった。
2人は10月15日までの鵜飼いシーズン中に週1~2回、貸し切り客向けの船頭を務める。(問)犬山市観光協会=電0568(61)2825 (金森篤史)