ジャンル・エリア : 近畿 2011年09月28日

長旅を終えて羽を休めるオオヒシクイ=長浜市湖北町の琵琶湖で(湖北野鳥センター提供)
国の天然記念物に指定されている大型の渡り鳥オオヒシクイ2羽が、長浜市湖北町の琵琶湖に今季初飛来し、湖北に秋の到来を告げている。
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オオヒシクイはカモ科の水鳥。ロシアのカムチャツカ半島から渡ってくる。茶褐色の体にくちばしの先端が黄色いのが特徴で、体長は90センチ前後、翼を広げると1.8メートルにもなる。
湖北野鳥センターによると、今年の飛来はは昨年より1週間早い。24日午後2時すぎに、湖北野鳥の会メンバーが目撃した。
同センター職員の山崎歩さんは「2羽はつがいと思われる。来年1月にはピークを迎え、300~400羽が訪れるのでは」と話している。 (塚田真裕)