ジャンル・エリア : 甲信越 2011年09月29日

見頃を迎えたヒガンバナ=松川町生田の嶺岳寺で
松川町生田の嶺岳寺で、ヒガンバナが見頃を迎え、多くの人でにぎわっている。
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同寺の広沢勝則住職が30年前から境内の斜面で栽培しているもので、毎年6月に球根を分けて植え、3万本にまで増やした。
今月初旬から咲き始め、現在は赤色のじゅうたんを広げたように一帯を彩っている。境内にある石仏とも調和し、訪れた人に安らぎを与えている。
松本市から夫婦で訪れた渡部新一さん(52)と玲子さん(54)は「初めて訪れたが、花数も多く色がとてもきれい」と言い、境内の散策を楽しんでいた。
広沢住職は「今年は昼夜の寒暖差があったので色が鮮やか」と目を細め、「今月末まで楽しめるので、自由に観賞してもらいたい」と話していた。 (一ノ瀬千広)