ジャンル・エリア : 愛知 2011年11月14日

花祭りで剣を手に優雅に舞う「山見鬼」=東栄町の御園地区で
奥三河地方に700年以上前から伝わる国の重要無形民俗文化財「花祭り」が12日、東栄町の御園、小林両地区を皮切りに始まった。
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五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈る神事で、山伏や修験者によって伝えられたとされる。
御園地区では、集会所の土間で行われ、赤装束の住民が鬼の面を付けて登場した。
おはやしと「テーホヘ、テホヘ」という掛け声に合わせて剣を振りながら優雅に舞い、詰めかけた人たちがカメラを手に見入った。
花祭りは来年3月まで同町の11カ所のほか、隣接する豊根村、設楽町でも催される。