ジャンル・エリア : 石川 2011年11月29日

ゆず湯のサービスも始まり、大勢でにぎわう「天神の湯」=津幡町倉見で
10日までゆず湯
冷え込みが厳しくなる中、津幡町倉見の国道8号津幡北バイパスわきにある無料開放の足湯・手湯「天神の湯」が、人気を集めている。28日にはゆず湯も始まり、「ありがたい。心まで温まる」と利用客に笑顔が広がった。(山森保)
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カステラなどを製造販売する烏骨鶏グループ(金沢市)が、地域貢献として鶏舎用に掘削した温泉を利用して4月に開設。地元の倉見区が管理している。
食塩泉で、温度は約40度。「無料なので買い物のついでです。体がポカポカになる」とかほく市木津の女性(65)は夫婦で利用。駐車場には富山ナンバーも目立ち、富山県小矢部市の男性(79)は「20分ほど手足をつけると、背中から汗をかくほど」と話す。午前中は津幡町内を中心に利用が多く、いっぱいになることもあるという。
施設には飲用の蛇口もあり、温泉くみに訪れる人も。壁には糖尿病の数値が改善したという常連客の感謝の手紙が張り出してある。
利用は午前9時から午後5時まで。水曜定休。ゆず湯は12月10日まで。