ジャンル・エリア : 愛知 2009年11月12日

今年初めて生まれたアデリーペンギンの赤ちゃん(名古屋港水族館提供)
名古屋市港区の名古屋港水族館で10日、今年初めてペンギンの赤ちゃんがふ化した。生まれたのは、アデリーペンギンのひな1羽。ペンギン水槽ではアデリー、ヒゲ、ジェンツーペンギンのつがいが計51個の卵を温めており、間もなくペンギンの誕生ラッシュを迎える。
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今回生まれたひなは体長約10センチ、体重73グラム。頭は黒で、体はグレーの羽毛に覆われている。時折、親ペンギンの足元から顔を出している。飼育係の栗田正徳さんは「血が濃くならないように他の園から婿入りしてきた雄の初めての子。種の保存の意味でも意義深い」と話していた。
名古屋港水族館は4種類合わせて約150匹のペンギンを飼っている。
(片山夏子)