ジャンル・エリア : 石川 2012年01月11日

横川巴人が残した書作品=七尾市一本杉町で
七尾市一本杉町出身の文人横川巴人(はじん)(1886~1969年)の生誕126年を祝う遺墨展が、同町の高沢ろうそく店で開かれている。15日まで。
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巴人は医師の家庭に生まれ、医学を学ぶために上京したが挫折。その後、多くの文化人と交流を持ち、七尾に戻り、多くの作品を残した。作品展は、郷土が生んだ文人に光を当てようと、生誕日(8日)に合わせて開催した。
丸みを帯びた独特な字体の書、松尾芭蕉や小林一茶の俳句に絵を添えた短冊など40点を展示。酒を愛したという巴人。畳の上で描いた作品もあり、遊び心も感じられる。 (倉形友理)