ジャンル・エリア : 三重 2012年01月11日

店の外でソマガツオを焼くスタッフ=尾鷲市向井の夢古道おわせで
尾鷲市向井の観光物産施設「夢古道おわせ」のランチバイキングで、「ソマガツオ」と地元で呼ばれるヒラソウダの料理を提供する「ソマガツオフェア」が開かれている。29日まで。
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ソマガツオは体長60センチほどで、東紀州では秋ごろに多く水揚げされる。この地域では、炭火をおこして1匹まるごと焼く「焼き」や、冬野菜とともに身をすき焼きにする「じふ」として食されてきた。
輪番で調理を担当する3グループのうち、15日までは同市天満浦の女性の町づくり団体「天満浦百人会」が担当し「焼き」と「じふ」のほか干物も提供。同会のスタッフが店の外で炭火をおこして網にソマガツオを並べ、周辺に香ばしいにおいが広がっている。
夢古道おわせの担当者は「地産地消の魚なので食べたことのない人も多いはず。脂たっぷりでおいしいので、1度味わってみてほしい」とPRしている。
ランチバイキングは午前11~午後2時。料金は一般1200円、60歳以上1000円、小学生700円、幼児(4歳以上)300円、3歳以下無料。問い合わせは夢古道おわせ=電0597(22)1124=へ。 (宮崎正嗣)